南米の自然と歴史を学ぶ!メキシコのセノーテ&チチェン・イッツァツアー

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こんにちは、AYAです。

メキシコの歴史を語るうえで欠かせないのが、「マヤ文明」に関すること。土地の歴史を知ると、その場所の魅力をより感じることができて実際に行ってみたくなったり、旅がもっと楽しくなりますよね。

そこで今回は、メキシコの自然に加え、歴史を知ることができるツアーについてご紹介します。この記事でメキシコへの関心を持っていただけたり、行ってみたいと思っていただけたら嬉しいです!

聖なる泉『グランセノーテ』

はじめに訪れたのが、聖なる泉と呼ばれる『グランセノーテ』。セノーテとは、自然に生まれた穴や洞窟に、地下水が貯まった泉のこと。メキシコをはじめとするユカタン半島には、セノーテが多数存在します。

ダイビングスポットとしても有名で、多くあるセノーテの中でも『グランセノーテ』は透明度が高く、ダイバーにとって”聖地”とも呼ばれる場所となっています。

出典: photoAC

その透明度は、条件が揃えば写真のような”光のカーテン”が撮影できるほど。今回参加したツアーでも、この光のカーテンを見るべく、早朝に向かうことになりました。

“光のカーテン”が見られるのは、午前9時~午前10時という限られた時間。しかも水に入る人が増えることで水の透明度が下がってしまうため、混雑する前の時間帯を狙い、午前8時のオープンと同時に入場することになったのです。

実際に見てみると、透明度が高すぎて水深がわからないほど。水の青さがあまりに美しくて、吸い込まれそうな感覚に。上から見ているだけでも、「神秘的」「幻想的」という表現が似合う場所です。

今回はシュノーケルとフィン(足ヒレ)をつけて、水中に入ることに。ツアーに参加しているため、シュノーケルやフィンは参加費用に含まれていて、体型に合ったウェットスーツやシュノーケリングベストもレンタルできます。それだけ道具が揃っている他、ツアーガイドとは別に、水中案内をしてくれるガイドの方もついてくれるので泳ぎが苦手な方でも安心。

自然にできた鍾乳洞の中を進むので、途中には水中をくぐるしかないほど天井が低い場所も。そんな場所でも、ガイドの方がしっかりとフォローしてくださるので安心感がありました。光が当たらず暗い場所でも、懐中電灯で光をあててくださるので、怖さは感じることなく進むことができました。

水中には小さな魚がたくさん生息していて、餌付け体験をすることも。そして、お目当てだった”光のカーテン”も無事に見ることができ、寒い水中でも「あと少しだけ見たい」と、つい頑張ってしまうほどの美しさでした。

マヤ文明の歴史を知る!『チチェン・イッツァ』

続いて訪れたのがマヤ文明の遺跡『チチェン・イッツァ』。1988年に世界遺産に登録された、カンクンに旅行をした際に観光として外せない場所です。『チチェン・イッツァ』では、『エル・カスティーヨ』と呼ばれるピラミッドを見ることができます。

このピラミッドは、マヤの最高神『ククルカン』(羽を持つ蛇の姿をした農耕の神)を祀っています。これを見ると古代の歴史を肌で感じることができ、この地に立っている不思議を感じます。

遺跡内には他にも見るべきポイントがありますので、マヤ文明について一部をご紹介したうえで、それぞれのスポットについて紹介していきます。

観光の前に知っておきたい 「マヤ文明」とは?

マヤ文明とは、メキシコの南東部、グアテマラ、ベリーズなど、いわゆるマヤ地域を中心として栄えた文明のこと。紀元前3000年頃から、紀元後1697年頃まで繁栄したと言われています。(wikipediaより)

学校の授業で文明の発祥について学んだ際、「文明は川のある地域で栄える」ということを教わりました。ですが、地図を見てみると、マヤ文明が栄えた地域に大きな川はなく、なぜこの地域で文明が栄えたのかということをガイドの方に質問しました。

その答えは、ご紹介した『グランセノーテ』をはじめとした「セノーテ」にありました。セノーテの水を生活用水にすることで、このマヤ文明は栄えたと言われているそうです。

その他、「0 (ゼロ)」の概念を独自に発明し、マヤ文字と呼ばれる文字を扱い、さらには高度な天文知識を扱う文明として発達したと言われています。

マヤ文明のピラミッド『エル・カスティーヨ』

『エル・カスティーヨ』は、ほぼ正方形のが階段状に積み上げられ、高さは24mに達するそう。四方向には各々91段の階段があり、頂上の神殿へ昇る1段を合わせると、なんと合計365段!太陽暦の1年(365日)を表しています。かつては頂上まで昇ることができたそうですが、転倒しケガをする方が多く、現在は昇ることができません。

また、写真はガイドの方に見せていただいた、ある不思議な現象が起こった際の写真をカードにしたもの。2枚のうち下の1枚で見られるその現象とは、春分・秋分の日という年に2回だけ見ることができる「ククルカンの降臨現象」。

春分・秋分のある時間になると、ピラミッドの下部にある蛇の石像の頭頂部が日の光に照らされます。同時に、北東の階段にジグザグと模様が映し出され、まるで天からククルカンが降り立ったような光景が見られると言います。

命がけのゲームが行われた「球技場」

この写真は、全長168m × 幅70mの大きさを誇る球技場。壁を越えた内部には、サッカー場のようにフィールドが広がっています。また、写真上部の中央に見える動物の石像のようなものは「チャック・モール」。

遺跡内には「チャック・モール」をいたる所で目にします。「チャック・モール」とは、仰向けの状態でひじをつくような姿勢で上半身を起こして、顔を90度横へ向け、両手で腹部の上に皿や鉢のような容器をかかえてひざを折り曲げている人物像のこと。

死んだ戦士を象徴し、神へ生贄(いけにえ)などの供物を運ぶ存在と考えられていて、「チャック・モール」像の上で人身御供の儀式が行われたり、「チャック・モール」が持つ皿の上に、生贄から取り出された心臓が太陽への捧げ物として置かれたと言われています。(wikipediaより)

この球技場で行われていたのは、簡単に言うと、現在のサッカーのようなスポーツ。ルールは、手を使わずに、写真でも見える、壁の上部にあるリングにボールを入れるというものです。

豊作祈願の儀式と言われていて、勝者チームか敗者チーム、どちらか一方のリーダーが命を取られるという命がけのゲームであったそうです。どちらのリーダーが命を取られるルールだったのか、今は明確になっていません。

球技場内の彫刻には、このゲームに参加したリーダーが命を取られる場面を表したものも。現代においてこのような話を聞くと怖さを感じますが、当時は「神への生贄は名誉であり、天国への道が約束されている」と信じられていました。そのため、自ら生贄に志願する人も多かったそうです。

この遺跡内には、生贄となった人々の顔を表したと言われる壁もあり、歴史的に大切なものではありますが・・・この記事では控えておきます。

マヤ文明の力の象徴『鷲とジャガーの基壇』

さて、こちらは「鷲とジャガーの基壇」と呼ばれる場所。壁の部分には、心臓を食べる鷲とジャガーの姿が描かれています。ジャガーはアメリカ大陸最大の肉食動物であるため、当時、マヤ人に崇められていました。

これらのレリーフ(彫刻)は、“太陽の運行のために人間の心臓を捧げることが必要”と考えるトルテカという文化の影響を受けています。こういった考えは、世界に目を向けなければ知り得なかったもの。当時の文化や文明の歴史を知るいい機会となりました。

メキシコの民芸品を購入できる お土産屋さん

マヤ文明の歴史や思想を学んだあと、ぐるりと歩いてみると、お土産屋さんがずらり。洋服や焼き物を売るお店が立ち並びます。ガイドさんによると、お土産を購入する場合は値段交渉をしてからというのが鉄則だそうです。

神秘の泉『セノーテイクキル』

『セノーテイクキル』(または『セノーテイキル』)は、『グランセノーテ」と同じく地下水が貯まった泉。『チチェン・イッツァ』からは車で10分ほどで到着します。

地面から水面までの深さは、25m。このセノーテでも、シュノーケリングを楽しむことができる他、40mに及ぶ水深を生かして飛び込みができる場所なのだそうです。

この日、日光が当たり、小さな虹を見ることができました。水質は『グランセノーテ』ほどの透明度はありませんが、ここでもシュノーケリングを楽しめます。

シュノーケリングベストを借りて、セノーテの円の直径をわたり端から端まで泳いで渡るという遊び方をしています。地上からは階段が設置されているので、その階段で水面まで行くことができます。足元が滑りやすいので、要注意!

水面から見る空はとても神秘的で、映画で見るワンシーンのようでした。ツタの伸びる岸壁の穴がハート型に見え、その穴からのぞく空を見るという体験は、ここだからこそできること。

『セノーテイクキル』の施設内にはレストランもあり、メキシカンフードをはじめとした世界各国のお料理をブッフェスタイルでいただくことができます。とても衛生的で味も美味しかったので、もし『セノーテイクキル』に行く機会があったら、このレストランで空腹を満たすのがおすすめです。

【ファッション】セノーテ&チチェン・イッツァツアーで着たいチュニックワンピース

出典: CANBE公式ホームページ

セノーテ&チチェン・イッツァツアーに参加する際、おすすめなのがこの「カバーアップチュニックワンピース」。セノーテで水に入る機会があるため、下には水着を着て、上からこのワンピースを被るだけで着替えが完了できます。

また、チチェン・イッツァのような土壁の多い場所では、色の濃いものを着ていた方が写真映え◎。そのため、写真のようなコーラルカラーを着ることで思い出に残る写真を、より鮮やかにすることができますよ。

移動の車中の寒さ対策として、レギンスを持っておくと安心です。レギンスなら着替えも簡単ですし、しわを気にせず持ち運びができる他、かさばらないのも嬉しいですね!

ツアーに参加して、メキシコの自然や歴史に触れよう

私たちが参加したこのツアーでは、1日でたっぷりとメキシコの自然や歴史を学ぶことができました。前回ご紹介したピンクレイクツアーと合わせても、まだメキシコのほんの一部ではありますが、少しでもメキシコの魅力が伝わったらと思います。

移動の車内から見たこんな景色も、地元の方の暮らしをのぞける大切なシーンでした。このお店はハンモック屋さん。ハンモックはマヤ族がルーツといわれ、冷房施設が充実していない熱帯地域で寝具として発展したのだそう。そんなお話もしながら、いつかまた安心して海外に行けたらと願います。

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